明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
どうも、本城雪那です。
書くことに事欠かないというのはありがたい。
新年なぞ、正しくそれである。新年の挨拶をして、去年の振り返りをちょろっとして、今年の抱負を掲げ、初詣と年越しの仕方を付け加えたら、はい完成。
こういうのは非常にありがたい。特に散歩しかしてない、老人の末期のような暮らしをする僕にはほんとにありがたい。
それでも尚、上回って書きたいことが新年なのに起こってしまった。
それは、ほら。ベッキーさんの不倫騒動である。
いやー、まさかまさかですわ。僕はベッキーさんを応援してる側なので、今回のもどうとかこうとか思わないが、ベッキーさんのラインを見て青ざめた。
あんなものが流出する世の中なのか、と。
少し前に寺山修司の恋文というのが発掘されていたが、あんなもん、死んでからならまだましだ。
そりゃ、あれも相当恥ずかしいだろうが、ベッキーさんはまだ向こう何十年もあの恥ずかしさと共に生きてかなくちゃならない。作品じゃない本音が晒されるのは公開処刑と変わりゃしない。そこに僕は同情した。南無三。なぜなら僕にも気持ちが痛いほどわかるからである。
小学三年生のころ、Oさんという子の家にいってに逆チョコを渡した事がある。出たのはお婆さんだったが恥ずかしくて、お孫さんに!と言って押し付けそのまま逃げた。次の日、そわそわしていたら、教室のドアがバン!と開き、男の先輩が入ってきた。そして僕の机に見覚えのあるチョコを置いて一言。
「ごめん···」
そう、彼も名字がOだったのだ。Oさん違いで男に手紙を読まれた僕は、ふられた挙げ句チョコ王子としてしばらく晒し者になった。
そのとき僕はチョコは本人に渡すものだと改めて知った。
ベッキーさんもこれにくじけず、文通などを始めてみてはいかがだろうか。
新年の今から始めれば、きっと書くことに事欠かない。
僕はとりあえず渡す人から見付けようと思います。皆様今年もよろしくお願いいたします。